スリッパをつくるということ
日本の技・職人の技ー吊り込みタイプをご紹介します。加熱・冷却による成型を何度か繰り返し、型崩れしにくい張りのあるスリッパを作る、手と勘が頼りの工程です。-
裁断
プレス機と金型でスリッパ生地を裁断します。
大きな抜型の機械を使い、一人の職人が手と足を駆使して一気に均一な力で抜いていきます。 -
縫製
裁断・圧着した甲材と直接肌に触れる裏側の生地を縫い合わせます。
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糊付け
裁断した生地と甲部分に入る、踏み心地と、へたりにくい強度を左右する要の芯材を貼り合わせ、プレスで圧着します。芯材は、厚みのある樹脂素材に圧を強くかけて作られます。
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吊り込み
甲材を吊り込み機で高温にかけ、成形します。
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八方ミシン
成形が終わった甲材と底材を八方ミシンで縫い合わせます。その名の通り、四方を自在に縫製するミシンを、職人が器用に操ります。
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仕上げ
最後に中敷きを糊付け、プレスにて圧着して完成です。
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完成!!
丁寧な日本の技、後藤の技をお届けします。
吊り込み以外でも、少量から対応可能です。一度ご相談ください。